ソニー・エリクソンは、ゲーム用のハードウェアボタンを備えたAndroidスマートフォン
「Xperia PLAY」の日本投入を正式発表。NTTドコモ用端末として10~11月に発売する。
予約受付を10月中旬から開始する。
OSにAndroid2.3(Gingerbread)を採用し、Android端末向けのゲームフレームワーク
「PlayStation Suite」、およびPS Suite用のゲームが問題なく動作するかどうかのライセンス
プログラム「PlayStation Certified」対応のスマートフォン。日本では本体色ブラックのみで展開する。
スペックは既に発売中のグローバルモデルと同様で、510万画素のオートフォーカス付きカメラと、
解像度480×854の4型マルチタッチ対応TFT液晶ディスプレイを搭載。ディスプレイ部を
スライドさせると上下左右の方向キー、デュアルアナログタッチパッド、△○×□ボタン、
ショルダー(L/R)ボタン、SELECT/STARTボタンなどが現れる。
なお、ゲーム用の各種ボタンで一般のアプリを操作することも可能。ウェブ閲覧の際に
方向キーで項目を移動して○ボタンを押してリンクを選ぶなどといった使い方ができる。
そのほかハードウェア面では、インカメラも装備。加えて、Xperiaシリーズとしては初めて
ステレオスピーカーを搭載した。最大32GBまでのmicroSDHCカードに対応し、12GBの
microSDHCカードが付属している。
なお、HDMI端子は非搭載。ただし従来のXperiaシリーズ同様DLNAに対応しており、本体内の
コンテンツをDLNA経由で“BRAVIA”などのDLNA対応機器に表示させることができる。
そのほか、720p動画撮影にも対応。なお、FMラジオとワンセグは搭載していない。
ゲーム機能に関しては、「クラッシュ・バンディクー」「みんなのGOLF2」「Asphalt 6」
「Star Battalion」「Bruce lee Dragon Warrior」の5作品をプリインストール。さらに「ロコロコ
ミッドナイトカーニバル」も無料でダウンロードできるようにする。本機の発売に合わせて
40タイトル以上のゲームを用意するとしており、詳細は後日改めて発表するという。
ゲーム作品はPS Suiteに対応した初代プレイステーション等の名作タイトルと、Xperia PLAY用に
カスタマイズされたゲーム、そしてAndroid端末用に開発されたゲームの各種がプレイ可能。
PlayStation StoreがAndroid対応になり、初代プレイステーションゲームなどは同所から
購入できるようになる。
なお、PS Storeでの購入はクレジットカード決済のみの対応となる。また、サードパーティーが
運営するゲームソフト販売サイトやAndroidマーケットからのダウンロードにももちろん
対応している。
本体にはゲームに特化したホーム画面、およびゲームランチャーを搭載。上部に購入した
プレイステーション作品を、中程にはプレイステーション作品以外のゲームからソニー・
エリクソンがオススメするランチャーを、そして下部にドコモマーケットやPS Storeなどの
アイコン表示部を配置した、ゲーム関連ウィジェットやアイコンを集約した画面を用意している。
なお、日本だけのサービスとしてPS Store以外のゲームメーカーの対応ゲームやサイトを
紹介する「PlayNow Game」を用意。本機対応のゲーム作品を探しやすいよう配慮した。
Phile-web(一部略)
http://www.phileweb.com/news/d-av/201109/14/29322.htmlXperia PLAY SO-01D
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/smart_phone/so01d/