[映画.com ニュース] 放送40周年を記念し製作された
「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」が4月1日、
全国274スクリーンで封切られ、東京・有楽町の丸の内TOEIで初日舞台挨拶が行われた。
この日は、渡部秀(仮面ライダーオーズ)、桜田通(仮面ライダーNEW電王)をはじめ、
声の出演を果たした藤岡弘、(仮面ライダー1号)、佐々木剛(仮面ライダー2号)、
宮内洋(仮面ライダーV3)が勢ぞろい。
ちびっ子ファンはもちろん、往年のライダーファンも大喜びだった。
1971年に始まった初代「仮面ライダー」の放送から40周年を記念し、
歴代の仮面ライダーが総出演する劇場版。
仮面ライダーの生みの親・石ノ森章太郎による「人造人間キカイダー」「怪傑ズバット」など
70年代に人気を博した特撮ヒーローも出演し、仮面ライダーとの初共演を果たす。
藤岡は
「あっという間の40年。
新しい仲間の勇姿も見ることができて、感無量です。仮面ライダーは永遠なり」。
今回は声の出演だったが「演じているうちに、熱いものがこみ上げてきた。
血が騒ぎましたね」と満足そうな表情だった。
また、3月11日に発生した東日本大震災について、
「心よりお見舞い申し上げます。胸が痛んで、涙が流れた」と胸中を吐露。
そして「国境も民族も越えて、人類ひとりひとりが試されている。
今こそ人類の真価が問われる、新しい“変身”の時代なのだと思う」と語り、
「痛み、悲しみ、苦しみを伴いながら前に進まなければいけない。
子どもたちには、ライダーの勇姿を見て頑張ってもらいたいな」とエールをおくった。
また現在、被災地に向けた支援物資として米1トンを準備していると明かした。
隣に立つ“大先輩”に緊張しきりの渡部は、
「スタッフ、キャスト一丸となって全力で挑んだ作品」とアピール。
4月3日に放送される「仮面ライダーオーズ」(テレビ朝日)が、
歴代ライダー放送回数のちょうど1000回にあたり、
「まだ映画館に行けないお子さんも多いと思う。
テレビを通して、勇気や希望を与えられれば」と気持ちを新たにしていた。
映画.com速報
http://eiga.com/news/20110401/15/